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電熱線加工鶴田商会

様々な熱源に利用する電熱線加工品(電気炉、ヒーターなど)
電熱線加工、ステンレス線加工も承ります。




電熱線素材 

電熱線は、JIS C?2520により大きく分けてニッケルクロム系と鉄クロム系の2種類があります。
  ニッケルクロム系は、ほとんどの雰囲気(硫黄S雰囲気以外)使用でき高温にさらされても硬くならなりません。成分はニッケルが主のため比較的高価な鋼種です。ニッケルの比率によって3種類あります。NCHW−1,NCHW−2,NCHW−3ですが、NCHW-3は流れておりません。歴史的にも最初に出来た鋼種です。
  鉄クロム系は、高価なニッケルクロム系の代用、更に高温に使用できるように開発されたもので、安価なFCHW−2は家電品などに使用され、FCHW−1は1000℃を超える電気炉などに使用されることが多いのです。 
弊社では、これらの電熱線の各鋼種を髪の毛より細いものから鉛筆より太いものまで豊富に在庫致しております。また、ご要望に応じて外国製のカンタル社の電熱線もご用意できます。なお、丸線をつぶして帯状にした電熱帯は断面積が同じでも幅と厚みが異なりますので、細帯・太帯(NCHR−1・2、FCHR−1・2)も全て受注生産となります。幅に比べて極めて厚みが薄いものを、通常フープと呼びますがこちらも受注生産になります。少量販売もいたしますのでお問い合わせください。

また、必用であれば資料などお送りさせていただきますのでお申しつけください


電熱線加工品 


電熱線は通常コイル状に巻かれて使用されることが多いために、弊社内にて巻き加工(スパイラル加工)を致しております。
電気ストーブやオーブントースターなどの家電品用の小さなものから電気炉・乾燥機などの産業用の大きなものまで、電圧・容量に応じて加工致します。コイリングされた電熱線は通常密着した状態ではなく、2?4倍くらいに引き伸ばされて使用されます。密着状態で通電すればショート・短絡してしまうからです。

引き伸ばすスペースが無いときや、縦にして使いたいときには、コイルされた電熱線に絶縁被膜処理をほどこします。日本で初めてこの技術で大量生産して大手家電メーカーに供給したのは弊社です。

コイルを横から見ると星型のような不思議な形にまくヘリカル巻を日本で初めて開発したのも弊社です。目的はコイルの接触面を減らして他への伝導を少なくして温度の立ち上がりを早くしたり、形状の強化をするためです。

また、電熱線はマイカ(雲母)板に巻かれて使われることもあります。
温風ヒーターやヘアドライヤーのように空気を暖めるためのものから、コーヒーサーバーの保温用などまで用途はさまざまです。
面白い使われ方をされているマイカヒーターもあります。イスラム社会では毎日何回かメッカに向かって礼拝する宗教的習慣がありますが、この時にはお香が焚かれます。近年簡便化のためお香を燃やすのに火ではなく電気が使用されることが多くなりました。こんなマイカヒーターの設計も致しました。


通常電熱線はコイリングされて使用されることが多いのですが、スペースが無かったり、縦型にして使いたいときなどは、線と線がひっついてもショート(短絡)しないように絶縁被膜処理をします。
この技術によりよりもう10年以上も前に発売されましたが、初めて首を振る縦型電気ストーブができました。この技術で日本で初めて大手家電企業に絶縁された電熱巻線を大量出荷したのは弊社です。
方法としては色々考えられますが、弊社の取っているのは、高温で保持して電熱線の表面に酸化被膜をつける方法です。
そもそも電熱線が長期の寿命を保つのは、表面に出来た絶縁皮膜があるからです。ニッケルクロム系では酸化クロム、鉄クロム系では酸化アルミが絶縁被膜となります。酸化アルミの方が絶縁力は強固です。

 


ヒーター、電気炉


液体加熱・空気加熱をするシーズヒーター(パイプヒーター)
金型などを加熱するカートリッジヒーター
筒状のものを加熱するバンドヒーター
平面のものを暖めるスペースヒーター
などがあります。規格品、受注生産品いろいろです。
最近、精密機械などによく使われるようになってきたのがラバーヒーターで、さまざまな形することができます。受注生産ですが規格品もあります。

陶芸用電気炉もご用意できます。楽焼から本格的なものまでお好みの容量とサイズで製作いたします。

アラブのお香を焚くヒーター部分

面白い使われ方をされているマイカヒーターもあります。イスラム社会では毎日何回かメッカに向かって礼拝する宗教的習慣がありますが、この時にはお香が焚かれます。近年簡便化のためお香を燃やすのに火ではなく電気が使用されることが多くなりました。こんなマイカヒーターの設計も致しました。

 

エッチング

ちょっと変わったところでは、金属腐食を利用してパターンをつくる技術のエッチングを利用したヒーターがあります。主に薄型のラバーヒーター(シリコンゴムでサンドイッチされたヒーター)に使われています。小さなものから大きなものまで複雑な形状が可能です。受注生産になります。
ラバーヒーターの使用温度は70℃〜260℃くらいまで。耐熱仕様では340℃くらいまでです。
規格品もあり、サイズ25*100で20Wから150*250で300Wです。

 

業務用電気炉

陶器を焼く電気の窯(電気炉)には電熱線が使用されています。コイル状にしたり波型に曲げ加工されています。中部地方には、陶器のことを瀬戸物というように瀬戸・多治見・常滑という一大陶器生産地がありますが、ここで使われる電気炉の多くに弊社が販売する電熱線が使われています。

さまざまな電気炉を御用意できます。
この写真は1300度までの窯業用電気炉です。

 

窯業用電気炉の内部

1300度用内部です。
ここでは電熱線の丸線をコイリングして使っています。比較的容量(W数)の小さい窯に使われます。
もう少し容量が大きいと、波型に加工されて使用されます。
いずれも狭いスペースに容量を出すに必要とされる電熱線を張り付けるための方法です。

 

窯業用電気炉

従来型の電気炉です。
窯業用電気炉も炉内雰囲気によって2つの種類に別れます。
雰囲気に酸素がある「酸化窯」と無い「還元窯」です。
一般的に温度によっても異なりますが、還元窯のほうが条件が厳しく電熱線の種類も
変更します。


錆、腐食に強い『ステンレス線加工品』
オーダーに対応させていただきます。



ステンレス線素材

錆びない鉄、いや錆びにくい鉄と言った方が良いかもしれませんが、それがステンレスです。家庭の台所で使われるザル、ボールやスプーンなどは18-8と言われるSUS304のステンレスです。

弊社では、このSUS304の軟質材(W1)を中心に細いものから太いサイズまで在庫して皆様のお役に立とうとしております。

普通ステンレス線は大きなコイル状に巻かれておりますが、そのまま使われることは少なく、直線にしてある一定の寸法に切断されてから製品にされることが多いため、弊社では1.6ミリから9ミリくらいまでの線を直線加工しております。
またすでに切断された2M・4Mの直線品も在庫致しています。

SUS304以外でも用途に応じて、耐熱性の高いSUS310Sなどご要望に応じて用意させていただきます。

また、ステンレス線には硬度により区別されており、バネとして使われるWPB,WPA,それより柔らかい1/2H,最も柔らかいW1,W1と1/2Hの中間のW2などがあります。

線材の曲げ加工品(フォーミング加工)やバスケットなどの加工品もご要望に応じて製作させていただきます。
ステンレスの切り板や桶もご用意させていただきます。

ステンレス線の少量販売も検討いたしております。お問い合わせください。

 


ステンレス切断品

自社に寸法直線切断機2台を持っていますので短納期で1.60φくらいから9.0φくらいの太物まで対応が可能です。
また、少量のものは、直線切断した定尺物からプレス切断機でカットして対応させていただきます。

 


ステンレス線加工品


 ステンレス線はいろいろな用途に使用されますが、網にして使われることも多いのです。
また、その網はかご・バスケットなどにして、食品関係、化学薬品工場や塩分の含まれた水を使うところなどに使用されています。


電熱線、ステンレス線、多種多様な特殊商品を扱い、
優れた加工技術で皆様のお役に立ちたいと願っております。
鶴田商会には60年を越える歴史があります。